【夢のマイホームが見つかった!次は、、、】
ようやく見つけた憧れのマイホーム。
次の段階は、住宅ローンは借りれるのだろうか?ということです。
ここで悩まれる方が結構いらっしゃいます。
具体的には下記のような悩みをお持ちの方が多いようです。
◆自己資金がない
◆転職して間もない(勤続年数が短い)
◆借金がある(オートローン、キャッシング、ショッピング等)
◆複数の借入がある
◆支払が遅れたことがある
◆自営業で税対策をしていて所得が少ない
◆支払いを完済せずそのままにしている
◆収入が少ない(年収が低い)
◆以前住宅ローンの事前審査に落ちたことがある
◆年齢が高い(還暦を超えている)
金融機関には審査基準というものがあります。
基本的にこの審査基準にあてはまらない方は住宅ローンは通りません。
(=マイホームはもてません。)
それでは上記に該当する方は誰も住宅ローンをあきめなければならないということでしょうか?
そうではありません。
お客様の状況次第では個別対応で基本の審査基準から外れていても事前審査が通るケースもあります。
また、そもそも住宅ローン商品の内容をあなたが知らないだけで大丈夫だろうか?と思っていたことが全く問題く、
審査基準にあてはまりすんなり事前審査が通るケースもあります。
まず、お伝えしたいことは自己判断は誤った結果につながりますので危険であるということです。
例えば、お金がないから住宅は持てない、借金があるから住宅ローンが通らない等一昔前でしたら確かにそうだったかもしれません。
消費者金融で借入があると住宅ローンが通らないといった時代もありました。
売買代金は全額借りることができてもそれに伴う諸費用は現金で用意しなければならないということを聞いたこともあるかもしれません。
しかし、時代は進み、金融機関の住宅ローン商品も充実し、様々なお客様のニーズに合った内容に変わってきました。
消費者金融会社も都銀や地銀の傘下に入り、消費者金融で借入があるというだけで事前審査が通らないということも現在はありません。
借金がある方は既存借入を全額住宅ローン金利に近い金利で長期間組み直す商品もあります。
また売買代金や売買に係る諸費用を全額借入れできる商品もありますし、引っ越し代や家具代、リフォーム代も住宅ローンに組込んで借入することもできるようになりました。
また、よく勤続が短いと借入ができない、という声もよく聞かれますが、転職の理由や転職した後の収入等次第では月収から見込年収を算出して規定の返済比率に収まれば借入することも可能です。
つまり、金融商品も充実し、様々な組み方が可能になってきているのです。このような商品があることをあなたはご存知でしたでしょうか。
「不安であれば複数の金融機関に出してみましょう」と不動産業者に言われることがあります。
いわゆる、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるの発想です。金融機関に事前審査を出すと個人信用情報機関に照会をかけます。
代表的な期間としては、CIC、JICC、KSCがあり、金融機関はこの信用情報機関の会員となっており、事前審査の際に照会をかけてその顧客の契約内容や支払状況を確認できるようになっています。そして金融機関が照会をかけるとその照会した履歴というものも記録されます。
ここからは金融機関の担当者といろいろ話をしてきた私の推測ですのでこのような考え方もあると思い聞いていただきたいのですが、金融機関はその照会履歴を見てどう感じるかを考える必要があります。一番のポイントは日付です。
複数の金融機関の照会履歴が近い日付の場合はまとめて事前審査をかけているという推測が成り立ちますので審査に大きな影響はないと思います。
この日付が1~2週間空いている場合は他の金融機関の事前審査にはねられた可能性があるかもしれないと推測します。
大きな影響はないにしろ、審査する方も人間です。少なからず頭のどこかに厳しそうな案件という印象が残ると、審査を進めていく過程で多少影響はすると思います。特に支店や個人の数字がよい場合は、お腹いっぱいの状況で無理にボーダーを超えている顧客に承認を出さなくてもよいとなるのではないでしょうか。
また金融機関の住宅ローン担当者も注意が必要です。
窓口で住宅ローンに詳しくない担当者に相談すると事前審査が通るものも通らないという結果になることもあります。本当です。
実際にあった話をいたします。
その物件は当社が仲介した物件でしたが、いつもは本店の銀行員に相談して組み立ててもらい審査を上げてもらうのですが、
たまたま忙しいのかそのベテランの方に連絡が取れず、取り合えず土台にのるのかのらないかだけでも早く知りたかったので事務所近くの支店で相談することにしました。
お客様の詳細を一通り伝えたところで帰ってきた答えは、「当行ではそのお客様はお取扱いできません。」でした。
その理由がしっくりこなかったのでもう一度しっかり確認してほしいと伝えたところ、上司に確認してもらうことになりました。そして返ってきた答えは、「上司にも確認しましたけどやはり難しいようです。」とのこと。
その後、いつもの同行の銀行員にお客様の状況を相談したところ、「そのパターンは3000万円くらいまでしか借入できないよ」との話。丁度3000万円の借入を希望しておりすんなり事前審査も承認いただきご購入いただきました。
同じ金融機関で行員の対応によって借入できる人もいれば、できない人もいる。
探し当てたマイホームが購入できないどころか、自分はローンが組めないと思いこみマイホーム取得をあきらめてしまう方もいるのではないかと思い、人生の一大イベントなのに、、、
と恐ろしさを感じた瞬間でした。
銀行内部にはいろいろな部署があります。部署の移動もあるでしょう。
住宅ローンの融資が不慣れな方がいてもおかしくありません。とは言え住宅ローンという人生をかけたローンの借入規準くらいは一律の知識を持って対応していただきたいと思います。
このような銀行員の問題で事前審査が通らないということがないように事前段階で
銀行員と綿密に話をして段取りをつけることも私どもの大事な業務です。
私たちのサービスはお客様の状況について詳細を教えていただき、お客様に合った金融機関あるいは金融商品を選択し、事前審査を通るように段取りすることで夢のマイホームを取得いただくことです。
そのため金融機関および住宅ローン商品をどれだけ知っているかということも重要になってきます。
また、イレギュラーなお客様をどれだけ住宅ローンの事前審査承認へ導いているかという経験も大事ですし、私どもはその実績が多数あります。
とにかくマイホームを持っていただくために知恵と経験をフル回転させ私たちは全力を尽くします。
物件にご縁がありましたら、安心してお任せください。
※このサービスは当社の新築あるいはリノベーション住宅をご検討いただいているお客様、当社に仲介をご依頼いただいているお客様専用のサービスです。このサービスだけをご提供することは今のところございません。
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